2021/8/30 Making

【瀬戸内便り】 なぜ広島でオリーブ?



広島の島々はミカンの産地として知られ、黄金の島と呼ばれていました。
しかし、ミカンの価格低下や過疎化・高齢化により、栽培は激減。荒廃したミカン園はイノシシの住み家となってしまいました。

こうした状況を何とか食い止めたいと始めたのがオリーブの栽培です。広島県の島々は温暖で雨も少なく、オリーブの栽培に適しています。 そしてオリーブの最大の強みは「強い」ことです。病気や害虫に強く、獣害もほとんどないことから栽培しやすく、労力も比較的かかりません。

多くの農家の皆さまにオリーブを植えていただければ、農地の荒廃が防止できます。
また、たくさんの実が獲れてオイルにすることができ、新たな産業として地域を支えることもできます。 この想いのもと、広島では県や市、農家の皆さま、そして私たち企業が心を一つにして課題解決に向かっています。

一覧へ